保護犬ポン子と家族の成長

世の中で殺処分されている犬、猫がどれだけいるかご存知ですか?犬猫合計8.2万頭と言われています。そんな中から一匹のワンちゃんが我が家に来ました。ペットショップで買った赤ちゃんではなくてもこんなに幸せに出来る!こんなに笑顔が増える!我が家での保護犬と家族のストーリーをここに記せたらと思います。

024 従兄弟

今回は何ヶ月ぶりだろう。

すごい久しぶりに弟家族と遊びました!

 

弟家族が来る直前

パリーン、、、!?

む!?

あーーーっ!

次男が100均で購入した高級プリン容器を割ってしまいました😭

しかもかなり広範囲に破片が。。。

 

ごめーん!大変だー!助けてくれー!

なんかすごい音したけど

次男がプリン容器落としちゃった

なんで持ってたの?

分からない。

 

弟到着まで残り5分

 

とりあえず子供たち上連れてって!

ウィーン

バリバリバリ

ウィーン

バリバリ、、、ボフ

ボフ?

 

一度掃除機で吸った破片を紙袋に

スプーンが(笑)

冷蔵庫の隙間にあったのか。

 

雑巾もかけたー?

一応落ちたところ周辺はやった!

オッケー!

 

リリリ♫

もしもーし

あっごめん、駐車場いっぱいで止められなかったんだけど

したら俺の24時間スーパーに止めてくるよ!

お願いしまーす。

(ちょっと時間稼げるな。。。)

車移動してくるから家少し空けるね!

はーい

 

駐車して折りたたみ自転車で帰宅

お待たせー!子供たち連れてくるねー!

はーい

ただいまー。行くよー!

ブリブリ

お尻で返事をする次男。。。

ガラスの破片こんなところにもあるんだけど

部屋の端に落ちてる破片を発見する奥さん。

あーーーッッッ!

次男に簡単に事情を説明。

かくかくしかじかでちょっと待ってて😭

気にしないでー!いまご飯食べさせてるから大丈夫だよ!

 

おむつ替えて

奥さんの方はもう少しかかりそう。

先行ってて!

はーい!

さすがに準備万端の弟家族

公園まで子供たちは皆ストライダーや三輪車で移動

久しぶりー

おー久しぶりー

元気だったー?

どうやら奥さんも追い付いた模様

 

どーだ!僕の方が早かっただろー!

勝負なんかしてないだろ!

べー!

おーい仲良くしろー

長男にとってある程度馴染みのある同じくらいの年齢の子と喧嘩するのも久し振りなんだろうな。。。コロナめ。。。

 

今度は僕の勝ちだ!

全然フーちゃんの方が早いよーだ!

べー!!

ほどほどにね(汗)

 

公園に着いたら幸い人がほとんどいなかった。

水鉄砲を貸してもらって皆でバンバン!

次男もバンバン!

長男は、、、ふて腐れてる。はぁ。

 

どうしたの?

パパはお顔にかけちゃだめって言ってたのにフーちゃんがかけてきた

お顔はやめてって伝えてみたら?

もういいよ。

それでも大喜びで辞めないフーちゃんにやっと触発され

水鉄砲を拾うと走って逃げながらバン・バン・バン!

 

イッちゃんと次男は大人しくお砂場遊び。

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1時間半くらいかな?公園で遊んで

暑すぎる。

弟ファミリーは全然余裕そう。

我が家は。

疲れたー

暑いー

ハッハッハっ

ポン子も口開けっ放し(汗)

切り上げー!

 

グズると帰路も大変なのですぐさま帰宅。

コロナのこともあるため、落ち着くまでは家にはあがらないとのことで弟家族とはここでお別れ。

 

茹でダコのようになった次男は三輪車で寝てしまったので、手をアルコールで拭いて洋服着替えさせてお布団へ。

 

そこから僕の友達が連絡なしに来た。

おっ!何してんの?

いやいや、連絡くらいしろや!

車は?

ちょうど弟家族がさっきまで来てたから退かしたんだ

そこ止めるわー!

1年ぶりくらいの再会だが相変わらず強引(笑)

弟家族は家に上がらなかったのに。

お邪魔しまーす

おーっ!新築の匂いがする!

長男が誰ー?と降りてきた。

 

Nintendo Switchの釣りゲームをみんなでやりたいと長男

 

ウーッ。ワンワンワンワン!

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えー?(笑)

どうしたポン子!??

めっちゃ尻尾ブンブンして吠えてる!

 

これは、、、遊んで?それとも威嚇?

先日も次男がボールを義姉に渡したところ吠えていたが、そのときは尻尾を振っていなかった。

分からん。

長男を守ろうとしてくれてるのかなー?

 

ポン子も本当に変わってきた。

我が出てきたと言うか。

今ではケージの中に入っている姿なんか見なくなった。

着替えをすると毎回尻尾を振って早く早く!と言わんばかりにアピールしてくる。

 

ここまで読んでくださりありがとうございます!

ではまた次の更新で!

 

023 河川敷

ある晴れた日
コロナの影響で自粛生活をしている中、家族のストレスは目に見えてピークを迎えていた。
特に影響を受けていたのは私かもしれない。

「人がいないところだったら行ってもいいよね?」
「海は人が凄いってテレビでも言ってたし、この間も行ったけど閉まってたよね」
「じゃあ川!川だったら行けるっしょ!」

ということで家族5人で川に行きます!!!

最近ポン子は家族の一員として我々を認めてくれていると思うことが多いです。
私が立つとポン子も立つ。
それがたとえトイレにいくだけでも(笑)

「行くか!」
と言うと尻尾をブンブン振り回す。

長男次男が元気に遊んでいるとワンワンと追いかける。

今回も川に行くことを決め、用意を始めるとポン子は後ろをついてきます。
「パパさんどこ行くの?お散歩?お散歩??」
「ちょっと今準備してるから待ってね!」
「はい子供たち行くよ~」
「はーい!」

車に乗り込み助手席に長男、後部座席に奥さん、次男、ポン子
ブルン!
エンジンをかけいざ出発!

途中コンビニでお昼ご飯を買い、車の中で食べながら30分程度で目的地到着!
「ポン子もしかしたら初めて見る川かな?」
ポン子はみんなでお出かけするのがとにかく楽しみ!
長男は少し臆病だが自分の背の丈ほどある雑草を頑張って潜り抜けていきます。
今回行った川は3段?になっておりまして、
一番上がランニングやサイクリングようにアスファルトで均されていて、
2段目はお散歩用かな?土が敷いてあるような状態
一番下は野球場だったり広場だったりと広いスペースがあります。
更に前が見えないくらいの草を超えていくと川がありました。

天気が良かったせいか虫が凄い。。。
ミツバチ程度の大きさの大群をみんなで走り抜け、ちょっとした冒険です。

長男次男もアリの巣を発見しては立ち止まり、見たことのない虫を見つけては観察し、
やはりYouTubeだけでは学べないことも多いし、子供のころは自然になるべく触れさせてあげたいなと改めて思いました。
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そんなこんなで普段公園などでは絶対に出来ない石投げをさせてみたり
長男と大きい石をどれだけ高く積めるか勝負してみたり
近場で滞在時間も長くなかったのでやれることは限られましたが周りに人もいない状況で大いに楽しむことができました。f:id:Mr-santa:20200521205506j:image

 

 

 

ここからは河川敷とは全然関係のない話。
ずっと思っています。
ブログなので勝手なことを書きます。
子供の可能性をつぶすことはしたくない。
子供の可能性をつぶしているのは大人。
かく言う私も疲れているときは当たってしまい、後日反省することも多々あります。
万能ではないですが、できる限り子供の可能性を広げていきたいなと思い生きています。

うちの子供はまだボキャブラリーが欠けているため、
例えば自分が今公園から帰りたくない。
今お山を作っている途中で、このまま帰るとほかのお友達に崩されてしまう可能性がある。
だから帰る前に完成させてしまいたい。
よくこういった場面はあります。

大人で例えるなら
夜ごはん出来たからご飯食べよー
今ちょっとやっていることがあって、もう5分くらいで終わると思うから先に食べていて下さい。
分かった。

多分こんな感じになる。

でも、まだボキャブラリーの少ない子供はというと
帰るよー
やだ
なんで?もう帰らないといけない時間だよ?
いやだ!!
いやだだけじゃわからないでしょ?
だってまだ遊びたいんだもん。
また明日くればいいでしょ?
違うの!もう!パパの馬鹿!

といった具合になる。
当たり前だけど、4歳そこそこの子供は差があるとはいえすべてを上手に話せる子ばかりではない。
うまくひも解いてあげる必要があるのかなと思う。

そろそろ帰ろうか?
(子供の都合もあると思うのでしっかりお伺いを立てる)
まだ遊びたい。
(遊びたい理由を引き出せていない)
どうしてまだ遊びたいの?
だってこれやってるから!
(これの説明をまだ聞いていない)
これって何?
お砂でお城を作っているの!
凄いね!長男一人でこんな立派なお城作れるようになったんだ!
ここが入り口で・・・・・・
パパ帰ってからご飯作らなくちゃいけないからあと3回お城にお砂かけたら帰れる?
10回ならいいよ!でも、写真撮ってね!

最近このような感じで子供の思いを引き出すようにしている。
もちろん毎回うまくいくわけでもないし、結局怒ってしまうこともあるが。。。

 

締まりの悪い形ですが、今回はここまで!

ご愛読下さっている方ありがとうございます(^^♪

では、また次回の更新で!

022 長男に学ぶ

今日は今まで見つけてきたカタツムリを解き放つことになりました。
というのも、捕まえたカタツムリの数が10を超え箱がパンパンになってしまい、なんとなく弱ってきている?ように感じたため自然に戻そうということになりました。

最初は長男も納得していない様子でしたが、奥さんの説得もありお散歩ついでに家族みんなで行きました。

「カタツムリ冒険だ!」
出発するときには長男も意気揚々としており、ポン子も触発されたのか尻尾を振って首輪を付けてくれるの待ちです。

家から100mくらい先にある100段階段を超え、そこから50mくらい先の公園につきました。

着いてすぐ滑り台大好きな次男は何も言わずに滑り台に上り始めます。とはいえまだ1歳半。怖いので私も一緒についていました。
長男と奥さんはカタツムリをどこの葉っぱに乗せてあげるか二人で悩んでいるようです。

「ここはどう?」
「ここじゃ落ちちゃうよー」
「じゃあここは?」
こうゆう当たり前のような家族の会話がとても幸せです。

次男は滑り台の一番上まで行くとあたりを見渡すのが大好き。一向に滑り降りてきてくれません。
「シューってやったら?」
「ウン」
「こっちだよー」
「ウン」
返事は本当にしっかりする次男。

しばらくして上からの景色を堪能したのか、次男が階段から降りてきました。

長男のカタツムリが気になったため近づいていくと奥さんが写真を撮っていました。
長男は一匹ずつ「このマイマイはこっちのほうがいいかなぁ?あっマイマイチビちゃんはそこから動いちゃだめだよー」と独自ワールドではありますが、レイアウトを彼なりに意識してカタツムリを野に放ちます。
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タツムリを飼おうなんて思いもしませんでしたが、私たちがポン子の里親になったように、長男にとってはカタツムリでもダンゴムシでも大切な命なのだろうと感じました。

ここから話は少し脱線します。
命を大切に!といつも子供達には奥さんから伝えているそうで、長男はたまに私のことを怒ります。
「パパ!!今パパの足のところにアリさんが歩いてたよ!痛いってなっちゃうでしょ!」
「全然気が付かなかった。」
「しっかりしてよ」
恐れ入ります。

子供の発言は響くものがあります。

おそらく私はアリの命に対して彼ほど重く捉えられていません。というか命の多さに大小ないはずなのに勝手に付けているのだと気が付きました。
例えば、犬や猫の保護は検索すると出てきますが、ゴキブリ保護って聞いたことないです。
哺乳類じゃないから?
気持ちが悪いという人の割合が多いから?
ん~。。。
カブトムシは少し大きめのスーパーなどでは取り扱いがありますが、カマキリやバッタは取り扱われていません。
極端な話ですが、命を大切に!と私は子供に言えるほど大人ではないのかもしれません。
ゴキブリがもし出たら退治するだろうし、家の中にクモが出たら殺しはしませんが外に逃がします。蚊が手に止まっていたら払わないで叩きます。

もしかしたらこれが私を形成する常識の一つなのかもしれません。

人間も動物も昆虫も魚も全て生まれるべくして生まれてきたのに何故か私は平等に見ていません。
5体不満足の子がたまたまいたときに他の子供たちと同じような目では見ることがどうしてもできませんでした。可哀そうと思ってしまいました。
今思えばその感情自体が失礼なのだろうとも思います。

犬だって老犬でなくても目が見えないワンちゃんや手足のないワンちゃんだっている。

自分の価値観の見直しが必要ですね。

全てを守ることは出来なくても、愛する家族だけはこれから先も守れるような男でいられるように邁進しなければ!

今回は子供からも学ぶことは多い、命の天秤を取り払えたら。。。という内容でした。

 

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少し更新の間が空いてしまいましたが、読んでくださっている方ありがとうございます。
それではまた次の更新で!

 

次回「河川敷」

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021 長男加速 ーGW最終日の朝ー

「パパ今日はカタツムリ探検だ!」

最近長男(4歳)はカタツムリに対する執着が半端じゃない。

 

「雨が降らないとカタツムリさん探すの大変だよ」

「違う違う、僕についてくれば大丈夫

根拠のない自信。この自信は死ぬまで持っていて欲しい。

「そうなの?じゃあ長男について行こうかな!」

 

朝ごはんを作り、歯磨きをさせ、部屋の掃除を済ませてからと約束をした。

いつもはダラダラと食事をしている長男からは想像できない速度。

「パパ、お水頂戴」

「急がないで良いから、ちゃんと噛んで食べなよ~」

「夜になっちゃうでしょ!」

(いや、まだ朝だよ。)

 

長男に触発されたのか次男もテレビそっちのけで食事をする。

以前にも書いたが我が家のムードメーカーは間違いなく長男だ。

 

長男が先に食べ終えると

「次男、アーンしてあげるから食べたら歯磨きしようね!」

目的があるとこんなにも人は変わるのか。

 

次男も食事を終えて長男が進んで歯を磨く。

ポン子は早々に食事を終えていたため、お散歩を待ち構える。

 

さらに驚いた。

長男が掃除機を自ら持ってきたのだ。

 

「パパ、僕の力じゃ机を引けないから下までは届かないよ。」

「ん。うん。」

驚きすぎて言葉を失った。

「早く早く!ダラダラしてたらお外行けませんよ!」

「ぁーぃ」

次男もクイックルワイパーを持って参戦。

 

洗い物を終え

「よし!行こうか!」

「おー!」

僕がポン子にリードを付けていると毎度の如く次男が靴下を持ってきた。

次男に靴下を履かせ玄関に移動

 

「長男、パパはポン子のリードを持たなくちゃ行けないから、カタツムリがいたとしても次男のこと守ってね!」

「分かった、次男手を繋いでいくよ」

「おー」

ホント今日はやけに頼もしく見える。

 

駐車場側をグルッと廻るとポン子のお友達がいた。

AちゃんとRくん

この2匹も保護犬だということ。

 

ARママ「ポン子ちゃん尻尾が上がってるー😆

「バウ!」

たちまち垂れるポン子の尻尾。

ARママ「あの坂を越えるとすごい自然がいっぱいなんですよ。」

「そうなんですか!ぜひ行ってみたいですね👍

 

テクテク……

 

ジブリを思い浮かべるような道

何度か人とすれ違ったから知る人は当たり前のように通る道なのだろう。

 

「パパこの葉っぱはきっとカタツムリがいるよ!」

「コッコー」

長男のカタツムリ探しをしながら左手で次男を抱き上げ右手でポン子のリードを握る。

 

長男は興奮し、次男はいつも通りマイペース。

ポン子は徐々に2匹のワンちゃんを追いかけながら歩くようになった。

 

ARママさんに連れられて2時間程度のお散歩

 

竹藪があったり、さくらんぼの木が山のようにあったりと自然に囲まれている。

丘の上だったため見晴らしはとても良い。

 

途中雨がザーッと降ってしまいみんなでビショビショになってしまったが

近所にこんなに散歩しやすい道があるとは知らなかった。

本当にありがとうございます。

 

気づくと8時過ぎには家を出ていたのに11時半。

 

さて。

「お昼ご飯何食べる?」

 

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

それではまた次の更新で!

020 感動と感謝

我が家にポン子が来て日に日に明るくなるポン子を見て幸せな毎日を送っています。

最近一つ困ったいることがあります。

それは

 

 

 

 

 

家族みんなでお散歩に行かないとダメ!!

 

 

 

 

 

どうゆうことかと言いますと

例えば朝僕一人でポン子をお散歩に連れていきます。

ずっと後ろを気にして

「みんなまだかなぁ...」

何と言いますか、お散歩に集中しないんです。

というよりちゃんと歩かない...排泄もしない

 

コロナの影響もあり、毎日のお散歩は家族5人でという流れが出来上がりました。

ポン子もそれを当たり前と思うようになってしまったのだと思います。

先にポン子と家を出て、数分後に他の3人が来るとこれでもかというくらい喜ぶポン子

尻尾を振ってウサギの如くぴょんぴょん飛び跳ねる。

長男を追いかけ、次男のにおいをクンカクンカ、奥様には最大限の愛を体で表す。

本当に嬉しそうにするんです。

 

我が家に初めて来たときは尻尾はお腹の方まで畳み込まれ、腰は丸まり、困ったような表情でこちらを見つめていました。

mr-santa.hatenablog.comポン子はタイトルにふさわしいほど成長しました。

それに従い長男も次男も成長しています。

家族との距離が近くなるのと比例して生まれた愛。

まさかその愛がお散歩の邪魔をするとは(笑)

うれしくも困った状況です。

ポン子には本当に感謝していて、僕はポン子が家に来るまで絶対に犬は飼えない!!と思っていました。

 

 

僕がまだ高校生だった頃、プリンちゃんというウェルシュコーギーがわが家にきました。

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名前は僕が命名しました。

理由はプリンが大好きだからといった単純な理由です。

彼女は7年間という短い月日で急死してしまいました。

彼女は本当に賢く、「待て」と言えば1時間でも2時間でも待っていました。

リードを付けなくても「つけ」と言えば左側をくっついて歩いてくれました。

ボールと言えば家のボールを持ってきてくれました。

典型的なビビりちゃんでしたが、彼女が僕や家族に残してくれた思い出は一生色褪せることはないと思います。

死亡原因はガンだろうとのことでしたが、解剖しないと確かなことは分からない。

解剖してまで原因を知りたいと思いませんでした。

今でも鮮明に覚えています。

 

母「大変!プリンが死んじゃう!!!」

僕「ん~。ちょっとまって」

母「早くして!!プリン!プリン!!!!」

一階へ降りる。

状況を見て寝ぼけていた僕は。。。

僕「!!?」

母「どうしよう」

僕「病院早く電話して!プリン何してんだよ!おい!!!」

かかりつけの病院へ車で行く。

先生「手はつくしましたが」

僕「てめー!!医者だろ!プリンはまだ7歳なんだよ!なんとかしろよ!!!」

母「・・・」

僕「なんか言えよ!」

先生「お気持ちはわかりますが」

僕「頼むよ!先生!!お願いだよ。。。」

先生「・・・」

僕「プリン。。。ごめん。ごめんな。俺がもっと早く下に降りてれば。。。」

静寂

僕「先生!俺何でもするから頼むよ。プリンをなんとかしてくれよ。」

・・・・・・・・・・

この後先生に何を言ったのか、母親がどうやって僕を説得したのか。車まで歩いている間の記憶さえもほとんどありません。

 

帰宅するまでの間ずっとプリンを抱きしめていました。

だんだんと冷たくなるプリン。

 

帰宅後

アルバイト中の弟に母親から連絡をしていたそう。

僕は放心状態になったり奇声を上げたり壁を殴ったり。

落ち着いてからはプリンの体を濡らすくらいの涙を流してずっとそばから離れませんでした。

数時間後弟帰宅

弟「プリン!おい!起きろよ!!!」

僕「・・・」

弟「ふざけんなよ!なんでだよ!ただの風邪じゃなかったのかよ!」

そう。2日ほど前から少し調子が悪かったプリン。

でも、まさか最後になるなんて...

僕「怒ったって何にも変わんねーだろ!」

弟「なんでだよ。昨日まで普通に元気だったじゃねーか!!」

僕「・・・」

 

その後7年間で一度もプリンと家族全員で写真を撮ったことがなかったので撮影しました。

父「頑張ったな。」

家族全員涙が止まらない。そんな状況下で母は僕たちの大好きなカツを作ってくれたのを10年以上たった今でも覚えています。

 

母は偉大だと思います。

父が流した涙は祖母が亡くなったとき以来でした。

弟はいつも嬉しそうにプリンと遊んでいました。

そして僕はお医者さんに最低なことを言いました。

僕はプリンに対してできることの最善を尽くしていませんでした。

お散歩も自分の行きたいときに行き、めんどくさいときは行かなかった。

父は毎日お散歩に連れて行ってました。

亡くなってから気が付きました。

お散歩行けばよかった。

プリンの好きなボールでもっと遊びたかった。

泣いても泣いても帰ってこないプリン。

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何日も泣いて当時大学生だった僕は放心状態だったんだろうと思います。

それまでただ良い曲だなと思っていた曲「ジョンの純な恋物語

プリンがいなくなってからこの曲が聴けなくなっていました。

 

 

気が付くと僕には本当に素敵な奥様がいます。

彼女も僕とお付き合いをして10年間もの間に嫌な思いもたくさんしたでしょう。

しかし、その奥様の頑張りあって子供二人がいます。

奥様が3人目にあたるポン子を連れてきて、ポン子との生活が当たり前になり

僕の中で初めてプリンの記憶がいい思い出になり始めています。

もしよかったら聞いてください。youtubeにも上がっていたので著作権などにはかからないと思いますが、何か言われたら消します。

 

プロフィールにも大したことを書いていませんが、これが私と犬との歴史です。

閉ざされていて、その後続くことのなかった歴史がまたポン子と家族によって動き始めました。

 

文頭にも上げましたがお散歩はみんなで行かなくてもちゃんと歩こうね!

パパは時間があるときはなるべくお外に行くようにするから!

これからも元気で長生きしてね!

ポン子も家族も本当に愛してる!

 

 

ということで湿っぽい記事になってしまいました。

最後に、犬や猫などの動物は言葉が話せません。

好きも嫌いも言えません。

人間よりも遥かに不自由な生活をし、それでも飼い主に尽くします。

忘れないでください。

犬はおもちゃじゃありません。リセットボタンでもう一度やり直すことも出来ません。

精一杯の愛情を是非注いであげてください。

絶対にそれがあなたの幸せに繋がります。

 

最後まで読んで下さりありがとうございます。

それではまた次回の更新で!

019 リードについて

リードに関するお話が続いてしまいますが、ワンちゃんの命に直結するのがリードです。

前回紹介した記事ではダブルリードを紹介しました。

 

mr-santa.hatenablog.com

 

そこで先生方からいくつかアドバイス頂戴しましたのでご紹介します。

 

 

 

ショルダーリード

見たことはありましたが、これは安全かつ便利ですね❗️

万が一リードが手から離れてしまった場合も片方がショルダーリードであれば抜けてしまうことはありません。

 

金属リード 

布製のリードはワンちゃんの性格にもよりますが噛まれてしまう。オモチャにしてしまうワンちゃんもいます。 

僕も以前ゴールデンレトリバーのラッキーが飼い主が立ち話をしている隙にリードを噛んで脱走しているのを見たことがあります。

経年劣化で気付かぬほつれからワンちゃんを危険に晒したくない。

金属製なら噛まれてダメになることもないし安心ですね❗️

 

カラビナ

前回紹介したダブルリードの両端を手で持つ行為は危険との指摘を頂戴しました。

手が滑ったら確かにそのまま脱走してしまう恐れや車に引かれてしまう恐れがあります。

なので一本は手で持って、もう一本はカラビナなどでベルトやカバンなどに付けるなど工夫するといいかと思います。

 登山用で2.5tまで耐久できるものなどもあります。熊の散歩にも使えそうですね!😲

 

 

最後に

大事なワンちゃんと自分を繋ぐリード。

可愛さももちろん大切ですが、選ぶ基準の中に是非耐久性や抜けにくさなども考慮してあげてください。

ワンちゃんの命を守ることが何よりも大事です。

この間会社帰りにウンチを拾っているときにリードを足で踏んでいる人を見かけました。

ちょっとワンちゃんが走ったらどうするの?💢

きっと自分がリードを踏んでいたことずっと後悔します。

 

ペットショップで買ったワンちゃん、保護犬、人間でさえも驚くときは驚きます。

万が一のことを考えて自分の考え得る最善を尽くして下さい。

説教みたいになってすいません😓

それでも犬の命を唯一守れるのは飼い主です。

楽しく、健康に、幸せにしてあげましょう😃✌️

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ここまで読んでくださりありがとうございます。

コメントもいつも下さって本当に嬉しいです😊

返し方が分からないのでいつもテレパシーでメッセージ送っています😖すいません😥

それではまた次回の更新で😄

018 ダブルリード

すっかり忘れていました。

僕はダブルリードについていずれと書いていましたが、その後一切触れていませんでした。

ダブルリードとは

勘違い1

「うちワンちゃん1匹だし、2頭同時に散歩する事ないから...」

違います!

ダブルリード=ワンちゃん2頭ではありません!

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勘違い2

1頭に対して2人で散歩をしそれぞれが仲良くリードを持つこと。

「今日もいい天気だね❤️」

「そうだね❤️」

「一緒にリード持とうか❤️」

違います!!(でも仲良くしてね🤗)

 

こうゆうこと

お散歩中にワンちゃんが急に走り出したりして道路に向かって走り出す。

飼い主も思いも寄らぬ事態に「待て!!」というが時遅しなんて場面を避けるために推奨されているのがダブルリード!

色々なところで紹介されていると思いますので、ここではシンプルに説明します。

首輪と胴輪の二つをつける事!

以上です。

見た目少々過保護というか不格好ではありますが、愛犬の命を守るためです。

 

きっとこの記事を読む小学生以下はいないと思いますので、新しく家族を迎え入れた際にダブルリードの方が安全なんだ!という事は知っておいて損はないと思います。

かく言う私自身知りませんでした。

調べてみると意外にも多いんです。あまり目にしたくないような情報は。

飛び出したワンちゃん首輪が取れてしまった。ドカン...
これは小型犬でも大型犬でも関係なく、外れてしまうときは外れます。劣化していた首輪やリードが原因のこともあるでしょう。

 

万が一に備えて初期投資がいくらかかかってしまいますが、是非検討してみてください。

我が家ではリードを2本購入しましたが1本でも大丈夫な仕様の商品もあります。 

THAIN 犬 リード 2頭引きリード ラクラクお散歩用 多頭飼い ツインリード 2匹 小型犬 可愛い 汚れても洗える 犬のリード 3M反射材料 絡まないリード リード犬 便利なペット用品 (M, オレンジ)

Easy-Tang 犬リード 二頭引き 滑り止め ロングリード 長さ追加できる 絡まない 中型犬 お散歩 しつけ 持ちやすい 一匹用対応 二匹用対応 多頭飼い

先端を首輪と胴輪につけてあげて下さい。

これで安心してお散歩行けます😃

 

ちなみに我が家のように2本リードをつけるメリットもあります。

  • 万が一途中で切れてしまってももう一本ある
  • 一本は腰につける等の工夫を熟せばウンチを拾うときハンズフリーにできる
  • 子供がついて来てくれる?

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と言うことで今回の更新はここまで!

また次回の更新で!

いつもご愛読いただいている方ありがとうございます!😋