保護犬ポン子と家族の成長

世の中で殺処分されている犬、猫がどれだけいるかご存知ですか?犬猫合計8.2万頭と言われています。そんな中から一匹のワンちゃんが我が家に来ました。ペットショップで買った赤ちゃんではなくてもこんなに幸せに出来る!こんなに笑顔が増える!我が家での保護犬と家族のストーリーをここに記せたらと思います。

021 長男加速 ーGW最終日の朝ー

「パパ今日はカタツムリ探検だ!」

最近長男(4歳)はカタツムリに対する執着が半端じゃない。

 

「雨が降らないとカタツムリさん探すの大変だよ」

「違う違う、僕についてくれば大丈夫

根拠のない自信。この自信は死ぬまで持っていて欲しい。

「そうなの?じゃあ長男について行こうかな!」

 

朝ごはんを作り、歯磨きをさせ、部屋の掃除を済ませてからと約束をした。

いつもはダラダラと食事をしている長男からは想像できない速度。

「パパ、お水頂戴」

「急がないで良いから、ちゃんと噛んで食べなよ~」

「夜になっちゃうでしょ!」

(いや、まだ朝だよ。)

 

長男に触発されたのか次男もテレビそっちのけで食事をする。

以前にも書いたが我が家のムードメーカーは間違いなく長男だ。

 

長男が先に食べ終えると

「次男、アーンしてあげるから食べたら歯磨きしようね!」

目的があるとこんなにも人は変わるのか。

 

次男も食事を終えて長男が進んで歯を磨く。

ポン子は早々に食事を終えていたため、お散歩を待ち構える。

 

さらに驚いた。

長男が掃除機を自ら持ってきたのだ。

 

「パパ、僕の力じゃ机を引けないから下までは届かないよ。」

「ん。うん。」

驚きすぎて言葉を失った。

「早く早く!ダラダラしてたらお外行けませんよ!」

「ぁーぃ」

次男もクイックルワイパーを持って参戦。

 

洗い物を終え

「よし!行こうか!」

「おー!」

僕がポン子にリードを付けていると毎度の如く次男が靴下を持ってきた。

次男に靴下を履かせ玄関に移動

 

「長男、パパはポン子のリードを持たなくちゃ行けないから、カタツムリがいたとしても次男のこと守ってね!」

「分かった、次男手を繋いでいくよ」

「おー」

ホント今日はやけに頼もしく見える。

 

駐車場側をグルッと廻るとポン子のお友達がいた。

AちゃんとRくん

この2匹も保護犬だということ。

 

ARママ「ポン子ちゃん尻尾が上がってるー😆

「バウ!」

たちまち垂れるポン子の尻尾。

ARママ「あの坂を越えるとすごい自然がいっぱいなんですよ。」

「そうなんですか!ぜひ行ってみたいですね👍

 

テクテク……

 

ジブリを思い浮かべるような道

何度か人とすれ違ったから知る人は当たり前のように通る道なのだろう。

 

「パパこの葉っぱはきっとカタツムリがいるよ!」

「コッコー」

長男のカタツムリ探しをしながら左手で次男を抱き上げ右手でポン子のリードを握る。

 

長男は興奮し、次男はいつも通りマイペース。

ポン子は徐々に2匹のワンちゃんを追いかけながら歩くようになった。

 

ARママさんに連れられて2時間程度のお散歩

 

竹藪があったり、さくらんぼの木が山のようにあったりと自然に囲まれている。

丘の上だったため見晴らしはとても良い。

 

途中雨がザーッと降ってしまいみんなでビショビショになってしまったが

近所にこんなに散歩しやすい道があるとは知らなかった。

本当にありがとうございます。

 

気づくと8時過ぎには家を出ていたのに11時半。

 

さて。

「お昼ご飯何食べる?」

 

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

それではまた次の更新で!