015 超えられないフェンス
もう少しでゴールデンウィーク!
近所の公園の普通にどこにでもあるすべり台にも行列が出来ている。
外出自粛と言われている中、子供への感染リスクは最大限排除したい。
かと言って1歳半と4歳の息子、推定2歳の娘(ポン子)に太陽の光を浴びせず、テレビから出る光で生活をして欲しくはないので、いつも近所探索をしている。
自分も出社や食料品の買い出し以外は外出はしていない。
今や世界中が家と言う監獄に囚われている。
「はぁ。」
「もう限界ですか?」
すぐに察知、いつもながら周りが良く見える奥様。
「流石にここまで良い天気だとどっか行きたいよね。海はテレビでもやってたけど、ごった返してるし、人いなそうな川でも行くか!それか滝とか?」
しかし、ポン子は病院にすら歩いて行っているため車慣れしていない。
「ん〜、、、じゃあドライブするか!30分位のところだったら車慣れにも良さそうじゃない?」
今日は在宅勤務でもないので、兎に角外に出たい。それをすぐに前向きに考える奥様はさすがだ。
「じゃあ用意しますか!」
中途半端な時間だったのでお昼ご飯を食べ終えてから家を出る事にした。
僕が食事を作っている間、家の掃除を済ます奥様。
「ポン子〰️!海見に行こうか!」
「お出かけですか?」
尻尾をブンブン振るポン子
「長男、次男、外行くぞー!」
「パパ外行っちゃ駄目って言ってたのに行きたくなっちゃったの?ウィルスがくっついたら大変なんだよ?」
親よりも真っ当な意見。
「人がいない所に行こう!」
我関せず、靴下選びをする次男。
いつもの如く間違えて長男の下着も持ってきた。
「コッコー」
昨日辺りから抱っこをせがむ時に言うようになった。
少し風に当たる程度と想定していたため、荷物は最小限。車に乗り込み出発!
長男は助手席で車に設置したスマホでアニメを見ている。
ポン子は少し怖がっているが、以前ほどではない。家族といるのが安心してきている様子。
後部座席で次男はすぐに寝た。
奥様もすぐに寝た。
ちょうど30分位して、目的地到着!
利用不可
え!?
公園でもない、ほとんどいつも人がいないような場所なのに!?
想定外。。。
諦めて次の場所へ。。。
到着直前
「ポン子吐いちゃった」
「ごめんポン子。ちょっと長くなっちゃったよね。」
その後1分しないくらいで目的地に到着。
だがしかし、ここも入れない。。。
潮風を感じるだけでも良いか!
車を適当なところに止めて皆で外に出る。
残念ながら海は見えないが外に出ると潮の匂いを感じる。
お外は気持ちいいよね!
「走ってもいいの?」
「もちろん!」
電話ボックス初めて見たのかな?(笑)
二人が永遠に仲の良い兄弟で入れますように!
ここまで読んでくださりありがとうございます!
それではまた次の更新で😁