014 常識
常識とは18歳までに身に着けた偏見のコレクションのことをいう。
僕自身最近思うのは情報が多くなりすぎて真実が分からないのに刷り込まれている常識。刷り込み常識とでも言うべきか。
子育てをしていても、ポン子に対しても、嫁さんに対しても思う。
自分の常識に当てはめていることが多いんだよな。。。
子供に対しての常識
子供に対しての常識の中に、
- 親の都合をよくしたいがための常識
- 子供を危険から守るための常識
などあると思う。
一日3食
朝7時に朝ご飯を食べましょう。
昼は12時にご飯を食べましょう。
夜は18時にご飯を食べましょう。
朝ご飯が10時になってしまうとお昼ご飯にお腹が空かなくなってしまうから、しっかり食べてください。
でも、実際はもっとこまめに食べたほうが胃にはやさしいし、空腹感も少ない。カロリー計算しながら食事をすればダイエットにも良い。
テレビの見過ぎ
一日1時間にしましょう。
それ以上は脳の発達が遅れて、さらには目も悪くなる。
そうやってどこかに書いてあったのを鵜呑みにした。そしてそれを子供に押し付けた。
最近思うのは人間の本能を押し殺して良いこともあれば悪いこともあるのではないだろうか?
お腹が空いたら食べればいいし、テレビだって子供が見たいと思ってみているのであれば見せてあげればいいのではとも思うようになってきた。
仮に勉強したいと机に向かっている子供に対して注意する親は少数だと思う。
100人が正しいであろう右の道を行く中左に行くことは間違えじゃない。
本当に間違えているのは自分が左に興味があるのにもかかわらず右に行くこと。
それだと左への関心、興味は永遠に消えない。
左に行ってから行き止まりで右に進めばそれでいい。
ただし!命に係わることについてはさすがに常識を伝えていきたい。
包丁持って指したら危ないよ?
赤ちゃんにお餅を食べさせたら喉に詰まるよ?
窓から飛び降りたら死んじゃうよ?
赤信号で渡ると車に引かれるよ?
これは命に係わる常識。
こうゆうことに関しては危険を察知できるようになるまではしっかりと教えていきたい。
ポン子に対しての常識
野生としての本能はきっとある。と最近感じる。
アピールも上手になってきた。
お散歩に行きたい→階段のところにちょこんと座って尻尾をフリフリ
お腹が空いた→エサをもらうところに行って座って見つめる。エサを持っていくと唸る。
排泄したい→部屋中のにおいを嗅ぎながらうろうろする
撫でてほしい→目を細くして見上げる
等々
残念ながら犬やその他動物にとっては今を生きていくのに不自由を余儀なくされている。
- 外を歩けば車や自転車が当たり前のように通る。そして、車に当たれば死んでしまう
- 人間に虐待されてしまうことはあっても、人に噛みつけばただじゃすまない
- 人間は好きなものを好きなだけ食べているが、食事制限を強いられる
- 遊んでいても吠えすぎると近所迷惑と言われる
ポン子に対しても命の危険があることに関してはしっかりと教えていきたい。
人間に対しても襲い掛かったりしちゃだめだということもしっかりと教えていきたい。
これ以外の常識、最後に書いた吠えすぎなどに関しては難しいところだが、吠えることによってポン子に嫌な思いがないのであれば楽しく吠えてくれればいいのかな。
パートナーとの常識
大人同士だから、しっかりと言葉がわかる。
あとはどれだけ相手を思いやれるか。本当の意味で。
恋人でも、夫婦でも絶対に育ってきた環境は違う。
親も違えば、学校の先生だって異なったはず。
だから、大人同士はルールを設けていくしかないのかなと思う。
ごくごく簡単なこと。
浮気はダメだよ→浮気とは?→手を繋ぐなどの好意のある接触行為?→握手は?→好意がないのでOK!
お金についてもそうだし、それ以外にもトイレの蓋は毎回閉めようねなど。
徐々にお互いの中で新ルールを都度追加していく。
関根勤が言っていた。3%愛してさえいれば夫婦はうまくいく。
当時まだ独身だったが、新婚時は100%に感じていてもすれ違いはどうしても生じる。
夫婦それぞれの形があるし、難しいこともたくさんあるけど乗り越えて楽しく生きていきたい。
何にせよ家族を守りたいし、家族に笑って生きていて欲しいし、衣食住に困ることのないようしたい。
今は生きるために動物を狩っていた時代ではない。その代わり生じた常識。
常識は不自由だけど、不自由な中で自由を探す。
矛盾しているようにも感じるが、生きていくためには必要なこと。
人間も犬も自由は大事。
制限された中で自由にするのが生きる道。
制限のない自由を許してしまえば法律も何も必要ないし、スポーツもできない。サラリーマンだって務まらない。人間関係すらもおかしなことになる。
自分の中の常識に囚われるな
自由の幅を精一杯広げろ
ということで!
今回はポン子や家族のことというより私の独創世界のお話でした。
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。
それではまた次回の更新で!