保護犬ポン子と家族の成長

世の中で殺処分されている犬、猫がどれだけいるかご存知ですか?犬猫合計8.2万頭と言われています。そんな中から一匹のワンちゃんが我が家に来ました。ペットショップで買った赤ちゃんではなくてもこんなに幸せに出来る!こんなに笑顔が増える!我が家での保護犬と家族のストーリーをここに記せたらと思います。

005 ポン子と次男

うちの次男はまだ1歳半で我が家代表の怖いもの知らず君。
そんな次男の行動に嬉しいことも困ることも多々あります。
今日はそんな次男とポン子の日頃の行動を少しだけご紹介。

まだパパママしかはっきりとは言えない次男が一つ言えるワードが増えました。
「コンコー」
おそらくポン子のことを指している。
コンコー、コンコーと言いながらポン子のケージに入ったり、ポン子がケージから出てきたら後ろから抱き着いたりお顔を触ってみたり。。。
言葉こそ話せないが返事は一人前、いやなときは首を横に大きく振る次男。
「次男ちゃんポン子にご飯あげてみる?」
「うん!」
「じゃあ手のひらにご飯乗せてどーぞってしてあげて」
「うん!」
「本当にわかってる?」
「はーい!」
「これはポン子のご飯だからね?はい!どうぞ」
軽く握っている手を開いてあげてエサをそこに1粒乗せた。
「コンコー」
犬見向きもしない。
「コンコー」
手をお口のところに持っていく。のかと思いきや。
「あーん」
次男が大きな口を開けてしまう。
あぁやっぱり食べようとしたよ。
とりあえずいったんエサを取り上げる。
「次男ちゃんこれはねポン子のご飯です。わかりましたか?」
「はーい!」
「だからね、次男ちゃんが食べちゃダメなんだよ?」
「はーい!」
再び次男の手のひらにエサを乗せる。
「コンコー」
おっ、ポン子がこっち向いてる。
5秒ほどだろうか。少し悩んだ様子のポン子は次男の手のひらをペロっと舐めた。
おぉぉ!


次男大喜び!
大喜びの次男に驚いたのかすぐさまケージに戻るポン子。
たった一粒のエサを上げる行為。
ポン子の今までの生き方などを想像すると幸せの一歩と感じる。

まだ来てから1週間経過していないけど、ポン子と次男は確実に距離を縮めたと感じる出来事だった。

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